昨日の全国高校野球選手権大会決勝で故郷南北海道代表の北海高校は作新学院に敗れて準優勝でした。先制点を取ったときは優勝かも?と期待しましたが、相手が強かったです。作新学院も北海と同じく堅守、一つ先の塁を目指すという試合巧者ぶりでした。さらに、プロでも通用するであろう今井投手がいて、スイングスピードも速く一枚上でした。
4回の大量失点につながったファーストのエラーは、ファールなのでは?と思いました。選手が高校生活の全てをかけて練習をしているので、審判もレベル向上に努めていただきたいものです。あの判定がファールでも無死満塁は続くので、北海が勝つ可能性は低かったでしょうが、試合を決める重要なプレーだったと思います。
負けてしまいましたが、お盆を過ぎれば秋風が吹いて寒くなる短い北海道の夏と比べて、北海高校の3年生は最後まで試合ができて、日本一長い夏を過ごせた高校生になれて良かったです。
北海は守備か固く(特にショートの小野君は上手い)、大振りをせずコツコツ当てるという基本に忠実な野球をします。平川監督は45歳と若く、来年以降も鍛え上げた好チームを率いて甲子園最多出場記録を更新するとともに優勝を目指せると思います。
平川監督の指導が素晴らしいことに加えて、選手も素直なようで見ている人に清々しさを残しました。北海高校は仕事を円滑に進めていくのに重要な要素をいくつか持っていて、見ている私には感動とともに勉強になりました。
■チーム戦術を理解し選手全員に徹底されている
作新の今井投手は150km前後のストレートとスライダーを武器にす好投手で、簡単には点は取れません。北海の選手がバントの構えから打ちにいくのは、今井投手攻略の作戦で最後までチーム全員が貫いていました。リーダー(監督)の指示を理解し、きちんと役割が果たせていました。
■挨拶がきちんとできる
主将の大西投手は試合後に深々と礼をして周りに感謝していることがわかります。私は仕事を円滑に進めるための人間関係に欠かせないのは挨拶だと考えて、先に声をかけることを意識しています。
■感情の起伏を抑えてピンチの時に浮足立たない
北海ナインは感情の起伏を表に出さないことで、常に冷静さを保っていました。感情豊かな高校生が自らの気持ちをコントロールすることはとても難しいので、普段から意識しているのだと思います。この姿勢は真似したいものです。
■相手への尊敬を忘れない謙虚さ
監督のインタビューは、相手のことを称えることを忘れていません。高校野球は一発勝負なので、勝利には運の要素もあると思います。北海の選手は練習で厳しく鍛えられ、気持ちの持ち方も教えられていたはずです。勝利は日々の努力に裏付けされたもので運だけではないですが、『運がよく・・・』、『今日は出来すぎ・・・』ということを前面に出すことで謙虚さを見ている人に与えていました。
準決勝、決勝と北海の試合をフルでテレビ観戦ができて良かったです。
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